Ｗ杯アジア最終予選・イラン戦（Ａ）

【日本　１－２　イラン】

残念ながら、負けてしまいましたね。
これで、１勝１敗勝ち点３の３位です。
まぁ、あと４試合も残っているので、順位は全然気にする必要はないんですが。。。

まず、いろいろ言われている守備ですが、そんなに悪くは無かったと思います。
ゴテゴテになってたり、ドリブルに翻弄されていたりしましたが、
ポイントではしっかりと囲んで守備してましたし、しっかり身体もいれてましたし、
そこをうまく抜け出していたイランの身体能力のほうが上だとしか言いようがありません。
失点もちょっとしたズレなので、大きな崩れ方はしなかったと思います。
まぁ、そのズレを突かれての失点なので、考えないといけないところではありますが・・・

昨日は守備より攻撃面が大きな問題でした。
全然得点の匂いがしない試合だったと思います。
特に、玉田がダメでした。
前半開始直後のシュートチャンスだって、右足でパスのようなシュート（パス？）。
得意な左足じゃないと思いっきりシュートは打てないのか・・・。
あそこは大事に行く時間帯でもないし、思い切って打って欲しかったと思います。
そして、ピッチの状態が悪かったとはいえ滑りすぎだし、フィジカルも弱い・・・

昨日ほど鈴木隆行の存在が大きいと感じる試合はありませんでした。
前線で身体はれる選手がいないと厳しいですね。
本来なら高原がそれをやらないといけないのに、
結構下がってきちゃったプレーが多かったんで・・・

その要因に中盤からパスがでなかったってことがあると思います。
中田・中村が孤立して、パスが出せず、
ボールを獲られてカウンターってこともたくさんありました。
意図はわかるんです。
出し手のプレーも、出そうと思ってるスペースも試合見ててわかりました。
でも、そこで出そうとする選手に良いタイミングでパスが出せなかったから、
ボールを余計に持ってしまい、玉離れが遅くなってボールを獲られてカウンター。
大事にプレーをしようと思うほど、意味のあるプレーをしようと思うほど、
簡単にはボールが出せないんでしょうね。
決して周りが見えていないってことではないので問題はないんですけど、
もう少しシンプルに攻めてもいいんじゃないかと思いました。

まぁ、宮本選手が「下をむく必要は無い」って言っているように、
昨日の負けを引きずる必要は全く無いでしょう。
かえってそれをプラスにもっていければと思います。

というのも、日本代表には予選に対する危機感が感じられません。
アジアカップの時はかなり必死さが伝わってきていたのですが、
今はそれほど感じられないんですよね。。。
今回の負けで、そういた気持ちが全体から感じられるようになればよいのですが・・・